ASEANで活躍した医師や研究者とのミーティングを行いました

シンガポールの医療機関にながく勤務し、活躍した日本人M医師や、ハノイで多くの機関と連携し日本でメディカルツーリズムを行っていた遺伝子治療研究者のH氏とのミーティングを行いました。ベトナム人医師の活動や状況、自身の経験によるベトナムでの医療状況について、またインバウンドにより多くのベトナム人の日本における治療をアシストした経験をお話いただきました。彼らの知見や体験から多くのことを学習することができました。

いかに日本の医療が優れたものか、また他国と異なるのかについてお聞きしたことは今後の当社の活動に大きく役に立つ情報でした。

日本の先端医療レベルは欧米に比して、日本人が思うほど高くはありませんが、平均値は間違いなく高く、また医療をビジネスとして捉えていない精神性に起因する肌理の細かい対応は他国に比べようがないとのコメントは英国でライセンスをとりシンガポールやベトナムで活動したM医師だからこそ言えることだと理解しました。また、ベトナム人に限らず、日本人の意識や仕事に取り組む姿勢をベースに、日本人以外との仕事を行うときには、日本で常識的でありこうなるだろうと考える結果にはならないことを確認し、なるほど確かに日本人の思いで仕事をすると意欲を削がれることもあるのだろうということも納得できました。実際にベトナムで仕事をしてみて、我々が感じたことを改めて反芻し、次に進むときの糧にしたいと考えました。これからの活動に大きく役立たせ、障害を越えて成果を挙げて行こうと思います。